plateau / 小林茂太
books cairn 2024年11月28日
上製A4変型(210×278)
寄稿:伊藤二郎(雲ノ平山荘代表)
デザイン:宮添浩司
印刷・製本:ライブアートブックス
特別協力:合同会社雲ノ平山荘
この写真集は、日本の北アルプスにある雲ノ平山荘で開催された「雲ノ平山荘アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」にて滞在制作した際、山荘の周辺に点在する池塘を撮影したことがきっかけとなっています。
雲ノ平は、富山県の飛騨山脈黒部川源流部のなだらかな溶岩台地に位置し、高層湿原という環境下で形成される池のことを池塘といいます。
また、2024年に改めて雲ノ平を訪れ、台地に点在する岩石や樹を撮影しました。
この作品では、池塘や岩石、樹木の"かたち"に着目し、それらが形成されるまでの時間について考えを巡らせることで、北アルプスという日常生活とかけ離れた壮大な自然を対象としながらも、普段の日常生活と地続きにある自然の"かたち"を写しだそうと試みています。
遠い場所の出来事を、いかにしたら身近に感じられるか。
近年、"自然と人間と距離"、あるいは、"人間の自然への態度"をテーマに制作をしている小林の新たな作品をご高覧ください。
小林茂太
主な作品集に、「AURORA」(2019)、「cairn」(2020)、「stratum」(2022)、「池塘」(2023)があり、2024年から地質学用語である"露頭"をキーワードに、「露れ」という作品の制作に取り組んでいる。また、出版レーベル「books cairn」を2021年から主宰し、自身の作品集の出版、販売を行っている。